100 FLIGHT 001 CAMPAIGN 100のHAPPYを届けます

John Sencion

ブランド創設者の一人であるジョン・センシオンが語る FLIGHT 001の歴史とこれから。

ニューヨークとパリを結ぶ空の上で構想がスタートした「FLIGHT 001」。
1999年にニューヨークで第1号店をオープンし、
現在、世界中にショップを展開する。

ブランド設立の思い、旅について、ユニークな商品を次々と作り出す
FLIGHT 001のDNAや今後の展開とは?
創設者であり、すべてのクリエイティブを統括するジョンが
柔和な笑顔とは裏腹に、確固たるビジョンを語った。

John Sencion
Q
ブランドを始めたきっかけは?
FLIGHT 001の共同創設者となる男ブラッドとの出会いがありました。
別々の会社で仕事をしていたある日、
同じ飛行機に乗り合わせる機会がありました。そこでお互い近況を報告しあって、
「旅行の準備が一つの店でできたらいいよね」って何気なく話していたんですけど、
それがきっかけで9カ月後には私たちの新しいビジネスが
産声を上げることになりました。
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Q
お店の名前は決めていた?
いいえ、契約の時点で、まだ名前を決めていませんでした。
幸か不幸か、翌年の3月まで物件の明け渡しができないと言われて。
その時はお花屋さんが入居していたんですが、バレンタインデーまでは商売を続けたいということだったので。
その間に店のデザインを考えたり、コンセプトを固めたり、開店準備の色んなことができる時間ができて、
結果的には良かったんですけどね。
結局、店づくりには6週間かかりました。それはまさに出産をするかのようでしたね。
Q
お店やブランドを立ち上げるにあたって
最も高いハードルといえば何でしたか?
それは、私たちが何をするにしても初めてだったということです。
タイミング的なことと資金でのプレッシャーが一番キツかったかな。
まだ開店準備は整っていなかったけれど、もう開けるしかなかったんですね。
そうしてついに開店したわけですが、結果はうまくいきました。
それ以来、私たちが後ろを振り返ったことは一度もありません。
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Q
今までに旅行された場所は?
南極大陸とオーストラリア大陸以外のすべての大陸です。
以前はヨーロッパに行くことが多かったのですが、最近は東南アジアや中国によく行きます。
今、我々は社内で一つの挑戦を掲げています。
それは、「毎年一回は行ったことのない国に訪れよう」というものです。
10年ほど前だったと思うのですが、ある男を面接した時、彼の履歴書に43カ国の名前が書かれていたんです。
これはすごいと思いました。
それ以来、私は毎年行ったことのない国に行くことを決めて、実行してきました。
Q
旅をしながら、どのようなインスピレーションを受けますか?
異文化ということに尽きます。
たとえばフランスには冷凍食品だけを売っているスーパーマーケットがある。
日本には西洋文化とはまったく違ったものがある。
だから、(インスピレーションを受ける対象は)文化であり、人であり、
その国その国での人の考え方だと思っています。
Q
あなたにとって、旅とは何ですか?
私にとって・・・そうですね、旅とは愛ではないでしょうか。
旅が好きな人は、人が好きなんだと思うんですね。
人と人が繋がり、この地球がより良い場所になる。
そう、だから、私は愛と答えます。旅が人を結びつけるから。
結局、みんな繋がりたいのだと思います。
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次回に続く

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